帝小の日々2024‐165 ☆3年算数 円と球☆
2024.12.20
3年生
算数で円や球の学習をしました。
円とはある点から等しい距離にある点の集まりのことです。
『丸』という言い方は抽象的な表現なので、3年生のこのタイミングで円という決まりのある言い方に変わります。
学習の中でコンパスの使い方も学びました。【コンパス=円を描く道具】と思われがちですが、実は違います。
コンパスは、ある点から同じ距離にある点を書き表すものなのです。
その特性を利用することで円が描くことができるというだけなのです。
そのため円を描くこと以外にも、その特性を利用し、長さをうつしとり長さ比べをすることも可能です。
また、なきれいな模様を描くこともできます。
コンパスを使い慣れるためにも、オリジナルの模様作りにチャレンジしました。
針の位置は変えずにコンパスの幅を変えて描く方法、幅は変えずに針の位置を均等にずらして描く方法など、
どうすればきれいな模様になるのか、想像しながら描き模様作りを楽しみました。
模様だけでも十分きれいですが、色をつけるとまた見え方が変わりますね。
球についても勉強しました。球とはどの方向から見ても円に見える立体のものです。
普段子どもたちが使うサッカーボールは球、
フリスビーは円の面はあるけれど、どの方向から見てもというわけではないので球ではないと学習しました。
また、打ち上げ花火を例にあげたときに、
「そっかー、だからどこから見てもきれいに見えるのか!」と実体験をもとに学習を理解していました。
生活の中での経験を学習にいかせることは素晴らしいですね。