カリキュラム curriculum

問題を見つける力を鍛える 帝小の学びのスタイル、 「アクティブ・ラーニング」。

アクティブ・ラーニング3つのポイント

  • インプット 仮題を見つける

    インプット

    仮題を見つける

  • アクティブ 自ら情報を収集し、整理・分析する

    アクティブ

    自ら情報を収集し、整理・分析する

  • アウトプット わかったことを活用・表現していく

    アウトプット

    わかったことを活用・表現していく

ICTを活用しながら、一人一人の資質・能力を育みます。

本校は、帝小学びのスタイルとして「アクティブ・ラーニング(主体的・協働的な学び)」を重視しています。この学びのスタイルは、2020年度に全面改訂された学習指導要領のキーワードとして最近話題になり始めました。本校では、この学びのスタイルを先取りした形で授業に取り入れています。

これからの時代を、自立した人間として他者と協働しながら創造的に生き抜くために必要な資質・能力に向けた教育活動が求められています。そのために、本校の「アクティブ・ラーニング」では、知識の習得のみならず、課題の発見・解決に向けて主体的・協働的な授業をICT機器を使って行っています。

どの授業においても、児童自身が学習に見通しを持つこと、友達と学び合うこと、学習を振り返ることを大切にしています。

見通しを持つことで

主体的になるとともに学ぶことの有用感を得ることができます。

学び合うことで

友達の考えをよんだり友達に説明したりする活動が必然的に生まれ、まさに協働的に思考力・判断力・表現力を伸ばすことができます。

振り返ることで

学習の軌跡を見つめ直し、確実な理解とともに、次の学習に向けた課題発見力を育てることができます。

その際、学習の軌跡を即時提示したり動的に教材を提示したりすることが可能な、本校の電子黒板などのICT機器は大変効果的になります。ICTを活用しながら、「アクティブ・ラーニング」を充実させ、一人一人の資質・能力を育んでいきます。

教科ごとの学び

  • 教科ごとの学び 国語 国語

    幅広い学びを通し、豊かな表現力を培います

    「ことば」の力は、すべての学びの土台となるものです。 低学年からの辞書引き学習や音読、読み聞かせをはじめ、討論や発表、他社との対話を重視した実践的な学習を通し、「ことば」の力を伸ばしていきます。

  • 教科ごとの学び 算数 算数

    考える力を伸ばし、算数好きな子どもを育てます

    子どもたちの疑問から問題を見つけ、日常生活と関連づけた指導を行っています。 考えて学ぶことの楽しさを知ることが、算数を好きになる第一歩です。 また、一人一台タブレットPCを使用することで、自己解決力を培います。

  • 教科ごとの学び 英語 英語

    英語への関心と意欲を育み、きめ細かな指導をします

    ネイティブと日本人英語教諭の2名体制で、低学年から英語でのコミュニケーションを楽しみ、中学年では簡単な英語表現を身につけ、高学年では実践的に話す力を磨きます。 総合的に中学英語につながる基礎を培います。

  • 教科ごとの学び 社会 社会

    本物にふれ、公民的資質の基礎を育てます

    清掃工場や防災センター、玉川上水などの「校外学習」や、日光や沖縄などの「宿泊学習」を活かし、「本物にふれる経験」を積むことを大切にしています。 その経験から社会的な見方や考え方を成長させ、資質や能力を育みます。

  • 教科ごとの学び 理科 理科

    問題を発見・解決できる力を身につけます

    森や池などの豊かな自然に囲まれた環境を生かした授業を行っています。 また、プラネタリウムをはじめとする、充実した施設・設備も特徴です。 子どもたち同士で問題を発見し、観察や実験を通して解決していきます。

  • 教科ごとの学び 探究科 探究科

    レゴ®を使って豊かな創造性を育みます

    発達段階に応じた大きさの異なるレゴ®を使用して、組み立てたブロック作品を今ピューラーで動かすなど、プログラミングの学習を行っています。 また、さまざまな企業をお招きし、専門家に体験型の授業をしていただく「キャリアパスポートデー」を実施しています。

  • 教科ごとの学び 家庭科 家庭科

    自立した精神を衣食住の側面から学びます

    衣食住の実験・実習を多く取り入れ、実生活に役立つ技術と知識を養います。 その経験を通して自ら考え、工夫する楽しさを実感することで、豊かな生活を考え、送ることのできる心を育み、子どもたちの自立を目指します。

  • 教科ごとの学び 道徳 道徳

    仲間と語り合い、自分らしい生き方を考えます

    多様な考え方を認め合い、「より良い生き方の道しるべ」を考えさせる授業を行っています。 学んだことを実生活に活かせるように自分の生き方を見つめ直し、未来への希望を膨らませる時間をとることで、豊かな人間力を育てます。

  • 教科ごとの学び 音楽 音楽

    音楽を楽しむ心情を育みます

    歌唱活動や楽器演奏を中心に、6年間を通してさまざまなジャンルの素晴らしい楽曲にふれていきます。 それぞれの課題に想いを持って取り組むことで、豊かな感性を養い、心から音楽を楽しむことのできる心情を育てます。

  • 教科ごとの学び 図工 図工

    個性を活かした表現力を尊重します

    造形的な創造活動のための基礎的な技能と感覚を養い、自分らしい表現ができる喜びを得られる活動を目指しています。 少人数だからこそ、子どもたち一人ひとりの想いに寄り添った、きめ細やかな指導を大切にしています。

  • 教科ごとの学び 体育 体育

    達成感が心身の成長を支えます

    自分で課題を設定し、目標に向かって何度も挑戦して達成感を味わうことで、努力する姿勢を身につけます。 身体面では、さまざまな運動を授業に取り入れることで、健康的な肉体づくりを目指します。

学力向上を目指した校内研究の推進

本校では、「帝小独自の教育内容の充実を図り、児童の創造性を育むこと」「授業づくりや学級経営について研修を深め、指導に必要な資質や能力、幅広い知見を授業研究を通して得ること」を目的に、校内研究を推進しています。教師の指導力・授業力を常に高めていくことが、教育の質を高め、児童の学力向上につながると信じています。

また毎年、「帝京大学小学校の教育の充実を図る」ことを研究目的に、帝京大学教職大学院と合同研究会を開催しています。全学年での授業公開を行い、帝京大学教職大学院だけではなく、教育学部の学生も多数参加します。今年の研究テーマは、「アクティブラーニングを重視した授業づくり」で、合同研究協議会では、研究授業を基に論じ合うことができ、実りある研究会となりました。

今後も本校では、最新の研究成果を日々の授業に生かし、質の高い教育を推進していきたいと考えています。

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