帝小の日々91 ☆5年 運動会①☆
2022.11.11
5年生
高学年になり、様々な感情と向き合いながら、一生懸命取り組んだ運動会でした。
学年種目は16人17脚。タイムの速さを競いました。
休み時間には男女に別れ、仲の良い友だちと一緒にいることが増える発達段階で、大きな「挑戦」となる種目です。
最初の練習は、足をつなぎ、どちらの足を前に出すのかを合わせるので精一杯。
友だちと歩幅がずれ、隣の友だちが転んだらいっしょに転ぶ人がたくさんいました。
「どうすれば、早く揃うか。」と意見を出し合い、
練習や学級会を通して、だんだん伸びるタイム。
「1、2、1,2」のかけ声からは、
失敗への不安が消えて、どんどん上がる速度。
前半順調だったクラスは、他のクラスの成長に焦り、失敗が続きました。
その空気を換えようと前向きな声をかけ続ける子が増えていく様子を見ることができました。
運動会当日、どのクラスも練習では見せたことのないスピードでグラウンドを駆け抜けていきました。
力を合わせることの難しさ、粘り強く取り組むことの大切さを感じてくれたと思います。
退場はクラス関係なくみんなで肩を組んで退場しました。
相手へのリスペクトも学ぶことができた、大切な成長の時間でした。