帝小の日々2025-194 ☆6年 国語 自分だけの物語を作ろう☆
2025.11.06
6年生
小説家の柴崎竜人さんをお招きし、物語の作り方についての授業を受けました。
はじめに、物語のよさについて学びました。
みなさんも暗記をするとき、語呂合わせにしたり、物語のようにしたりして記憶したことを今でも覚えていませんか。
実は、人が記憶するには数字や情報だけでは記憶したものより、物語にすることによって22倍の記憶に残っているというデータがあるそうです。
よさが分かったところで、物語の作成をします。物語にはある程度決まった型があります。
例えば、桃太郎は「英雄の冒険」浦島太郎は「異世界への旅」などです。
今回は桃太郎の型に当てはめ、舞台を小学校に設定し、あらすじを作りました。
あらすじ作成後はAIの力を少し借り、初稿を完成させます。その後、自分で文を推敲します。
AIに任せっきりではなく、自分で手直しするのはなぜかという大切なことも教えてくれました。
それは
「自分にしか書けない文章に価値がある」だからだそうです。
最後に、友だち同士、お互いの作った物語を読み合いました。
「最初の文章がワクワクする」「話の設定がいいね」など感想を伝え合い、授業を終えました。
物語を作れるということは記憶だけでなく、話し上手になり相手へ与える印象がよくなります。
それは今後、自己紹介やプレゼン、グループワークなどでも役に立ちます。
今回の授業を今後の生活に生かせるといいですね。










