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子どもアフアク  ~やりたい!を形に。できたよ!を力に。~ 2024.02.08
アフタースクール

こんにちは、帝京アフタースクールです。

今年度の帝京アフタースクールは子どもたちのやりたいことであふれています!

子どもたちが行きたくなるアフタースクールってどんなところ?友達と遊びたい!好きなことがしたい!子どもたちの想いは様々ですが楽しかった思い出は、確実にまた行きたいと思う大きなポイントになっています。

子どもたちにとっての“楽しい”って何だろう?「自分を自由に表現できること。自分を認めてもらうこと。心地よさが楽しいにつながる。そんな場所がいいよね」とスタッフみんなで話し合い、これまではスタッフ主体で行ってきたアフターズアクティビティ(利用者自由参加型企画。通称「アフアク」)をもっと子どもの想いで、もっと子ども主体でやってみよう!ということに。こうして始まったのが「子どもアフアク」です。先生は子ども。企画から実施までそれぞれの想いをのせて楽しみます。

さあ、どんな仕掛けで子どもたちの想いを拾い上げようか話し合いました。そんな時、偶然学校からいただいた年間カレンダ―。とにかくみんなのやりたいこと、やってみたいことをどんどん張ってもらおう!普段から目にするホワイトボードに掲示しアイデア募集がスタートです。

やれるかはわからないけど「やってみたい」は自由。あっという間にペタペタとやりたいことの付箋がいっぱいになりました。

   

(募集カレンダー。常時掲示していつでも書き込みできるようになっています。実施したものには黄色いシールを貼っています。可視化ってすごい)

☆子どもたちの目に見える状態にしたことで、いつでもひらめいたときに表現できるようになりました。普段は言い出せない子もそっと自分の気持ちを表現することができました。また、友達の「やってみたい」に共感し、協力しあう仲間作りも始まりました。

 

 子どもアフアクが盛んになってくるとこんな様子も増えました。

いつもは静かな2年生の女の子。もじもじしながらやって来たその手にはたくさんに折りつなげられたジョイント折り紙の作品がありました。自分からアピール、頑張りました。

 

夏休みの企画に奮闘するスタッフの元へニヤッと笑いながら近づいてきた彼は、昨年度のリベンジ企画をくわだてていました。企んでいる顔がとってもかわいく印象的でこちらもすぐにピン!ときました。今年も虫取りやる!? 失敗からたくさん学んできたようです。

(虫取りリベンジ。昨年を超える企画をみんなにお届け中。)

 

一番のアイディアマン。子どもアフアクでキラッと輝いている姿を学校の先生方もほめてくださいました。

(子どもアフアク大好き!先生として立派に教えています)

 

☆表現することで認めてもらえる喜びが自信へと繋がり、考えて行動する力になっていきました。

 

実施に当たってはスタッフの細やかなフォローも重要となります。まずはどんな思いで「やりたい」表明をしてきたのかな。一人では難しいことも誰かとならできるかな。参加する友達がやりやすいようにするにはどうしたらいいかな。子どもたちと一緒に話し、思考のポイントを促していきます。

材料や手順・時間配分などを「子どもアフアク計画書」に記入し準備を進めます。こうしたスタッフの伴走が子どもたち自身で考えることの後押しとなり成功へと導いています

(子どもアフアク計画書。やってみた感想にスタッフは涙)

子どもアフアク実施後には簡単な振り返りもしていきます。やってみたことで見えてきたことや感じたことを次の成長へつなげています。

☆時には失敗することも。そこから見えてくるものは工夫へと繋がり、より大きな挑戦する力となっています。

☆お互いを助け合う気持ちが育っています。

☆アフアクという目標に向けて考え進める力がつきました。

☆伝える難しさを学び、聴く力もつきました。

☆企画に携わる人への感謝の気持ちに気づきました。

 

子どもアフアクを通して子どもたちは大きく成長しています。自信をもち、アフタースクールを楽しんでくれていること。その空間に私たちスタッフがかかわれていることをとても嬉しく思います。

これからも帝京大学小学校アフタースクールでは子どもたちの沢山の想いを軸に、共に考え、共に創り上げる豊かな放課後を目指して取り組んでいきます!

 

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